ナンバーポータビリティに対応した「sMobile」バージョン6.5を発売
2006年07月11日
株式会社ライトウェル(社長 曽田幸二、本社 東京都台東区、住友重機械工業100%出資)は、「sMobile」バージョン6.5を10月より発売します。
今回のバージョン6.5はナンバーポータビリティ(※1)に向けてauのBREW端末(※2)やボーダフォン3Gメガアプリ端末(※3)に対応しているだけでなく、IBMのロータスノーツ/ドミノの最新版R7が使用できます。また、モバイル・セントレックス対応を強化し、社内の電子電話帳などから内線発信も可能です。
「sMobile」はロータスノーツを携帯電話から利用できるビジネス用のパッケージです。これまではNTTドコモ、au、ボーダフォン各社のJAVAプラットフォーム端末だけに対応していましたが、バージョン6.5では、auのBREW端末やボーダフォンの3Gメガアプリ端末にも対応します。これによりマルチキャリア対応ができ、NTTドコモのFOMAに加え、auのBREW端末、ボーダフォンの3Gメガアプリ端末でも、「sMobile」の特長であるセキュリティ性や低価格の通信コストなどのメリットを享受できます。また最新のロータスノーツ/ドミノR7が利用可能であり、新機能が追加されたスケジューラなどにも対応できるほか、セキュリティ機能も強化されています。今回の新バージョン発表を機にブラウザ版半額キャンペーンを7月から年末まで行います。
■今回追加された機能
1.ナンバーポータビリティに対応
これまでのJAVAプラットフォーム端末だけでなく、FOMA、BREW、3Gメガアプリなど全ての大容量アプリケーションに対応できたことにより、携帯電話機種を変更する際の弊害がなくなりました。アプリ版の操作性、セキュリティ機能および通信コスト圧縮(ブラウザの1/3)のメリットがどの端末でも生かせます。
2.グループスケジュール機能に対応
新たにノーツに搭載されたグループスケジュール機能に対応し、携帯端末から個人スケジュールに加えてグループスケジュールにもアクセスが可能となります。
3.セキュリティ機能強化
メインサーバの設定変更だけで、個人の端末などへのデータ保存を一括で禁止できる機能などがあります。
4.モバイル・セントレックス機能強化
携帯電話の無線LAN経由でノーツ/ドミノにアクセスできる機能から社内電話帳を閲覧し内線電話番号を選択するだけで内線発信が可能になります。
【sMobileの特長】
1.マインダー機能
ブラウザのようなPULL型ではできなかったアラート(着信連絡)を受信する機能を搭載。必要な着信のみを選別でき、常に重要な情報のみを察知し業務のスピードと品質を向上します。
2.画像の暗号化伝送機能
マルチメディアと連動し動画や大画像の信号を暗号化して安全に送受信ができます。
3.セキュリティー機能
なりすまし防止対策など紛失時も安心なセキュリティサーバーを標準搭載しているので、特殊な環境構築は必要ありません。
4.コスト削減
アプリモードで使用した場合、ブラウザ方式に比べてパケット料金を1/3以下に低減し、ランニングコストを抑制します。
5.通信圏外活用
通信圏外でも携帯電話のメモリーを活用し、モバイル業務のシームレス化を実現します。
【システムの標準価格】
1ユーザーあたり 18,000円 (100ユーザー規模の場合)
販売は日本アイ・ビー・エム、日本電気、NTTドコモや販売代理店を通じて行います。
【販売目標】
今年度、1.2億円
【用語補足】
※ 1.ナンバーポータビリティ:
携帯電話を別の事業者のものに切り替えても、元の電話番号がそのまま使用できるシステム
※ 2.BREW:
携帯電話の代表的な通信方式「CDMA」を開発した米国クアルコム社が提供しているもので、「Binary Runtime Environment for Wireless」の略と定義されている。大容量・高パフォーマンスなアプリケーション環境を実現することができる「携帯電話向けプラットフォーム」
※ 3.メガアプリ:
ボーダフォンが提供する携帯電話サービスで、端末にダウンロードされて動作するアプリケーションソフトのVアプリの中で、さらに、1MBの容量を持つものを「メガアプリ」という
本件に関するお問い合せ先
株式会社ライトウェル ソリューション推進室 モバイルソリューショングループ
竹原 恵治 Tel:03-5828-9415 Fax:03-5828-9249
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